前回の書き込みでひとまず無事であることは書きましたが、改めて状況を書いてみます。
地震発生時には、もちろん仕事中でしたが品川区某所にいたため、当初は前日まで何度か発生していた東北方面震源の地震が再び...といった感覚でした。が、それまでよりずっと長く「初期微動」にしてもいつもと違うなと思いはじめたところで本震が到着。
それまでよりかなり振幅が大きい。身の回りの室内の物の動きを見ながらまずは自身の安全を確保しながて本震を無事やり過ごせました。
今回は初期微動の長さから「東京直下ではない」とはすぐに予想できましたが、いったい「どこ」で「どれだけ規模」の地震だったのかが気になります。
職場といっても「数人規模」の会社だったため、地震発生直後からTVをつけての情報収集を開始。速報や現地からの中継映像から、これまでの地震とは規模が全く異なっていたことを再確認。
外を見ると、広めの交差点に人が集まっているのが見えましたが、建物には問題がないようだったので落下物等がある可能性のある屋外には出ない方向で様子見してました。
外に出たくなるのも分からなくもないですが、落下物などがあるため屋外に出たからといっても安心ではないことを考慮しなくてはいけません。
発生から2時間ほど経っての16時以降は、その時点でも職場からネット接続も可能だったため、情報収集しつつ、「ここ」のBBSや記事追加を行って無事である旨を書き込んでおくことに。
さすがに、電話は使用不能なため、音声通話はあきらめひとまずMAIL送信して1時間おきに確認することにする。なんとか日付の変わる前は自宅に連絡がつき無事であることを報告&確認。
この時点でも、鉄道が全く使用不能だったのですが、発生から6時間ほどあれば「ある程度」は動き出すのではと考えていたのですが、「JRに関してはその日 の復旧はない」との情報から帰宅を断念。会社で待機していたほうが安全そうです。ついでに仕事。(集中力が切れてるので進行速度40%ですが…)
自分自身、千葉県北西部在住、3月からは都心(品川区)へ通勤といった状況ですが、勤め先は過去15年間通っていた会社のすぐそばなので土地勘は問題なし なのですが、徒歩での帰宅はひとまず考えないことにしました。経路にあたる道路の状況が判然としないのと季節を考慮しての判断です。たとえ2輪通勤してい たとしても、自力での帰宅はしないほうがよいというものです。実際、一般道は明け方まで大渋滞だったようです。
11日から12日にかけては余震の回数も多く、規模も通常なら本震レベルのものが断続的に発生していましたが、明けて12日の10時くらいにはJR(山手線)も動き始めたらしいということから、自宅へと移動開始です。
結局、となりの駅のホーム混雑のため発車時間が不明で、その先でも運行状況が不確定とのことで、現状運行している路線を乗り継いでなんとか15時過ぎに帰宅できました。通常は1.5h程なのですが、5時間半ほどかかったことになります。
自分はなんとか自宅最寄り駅まで行けましたが、かなりの人が「ここまで来てみたけど自宅まではまだまだ帰れそうもない」といった感じで駅構内、駅前広場などで座っている方々がたくさんいました。
2011年3月13日現在、11日に比べれば、余震の数、規模ともに低下している感もありますが、まだまだ予断は許さない面も。何といってもこれまでの常識では判断できない規模の地震です。しばらくは注意が必要でしょう。
現状の問題は、本来の被災地ではないにもかかわらず、タンクローリーが走れないためかSSは軒並み閉店していて給油は無理。当然、流通系もNGな状 況なのでお店への商品供給がほぼ壊滅なのでコンビニもお弁当もパン類もカップめんもすでに完売といった感じです。流通に関して月曜日にどこまで復旧できる かといったところですが、ある程度の覚悟は必要そうです。
被災地はこの比ではないわけですから現地で物資の不足はかなりのものでしょう。
明日からは計画停電も予定されているので、首都圏は機能低下必至ですが、発電施設のキャパが不足してる状況なのでは復旧まではかなりかかりそうですね。
まずは明日。ですね。
今日はここまで。