OS(Windows 32bit版)の管理外領域をRAMDISKに使う方法について

使用中のPCのハードウエアの更新により、OSの管理外になるメモリ領域が出来たので、もったいないのでRAMDISK化してみました。(マザーボードかBIOSを変更すれば使えるようになるかもしれないのですけどね)

うまくいけば、読み書き速度はHDDに比べると桁違いなので、マシンの速度向上に役立つかも…と期待してますが、今のところ、OSのページファイルをRAMDISK領域に変更するだけの予定。

RAMDISK化はメリットになりそうではあるのですが、領域不足になる可能性を考慮して”OSのテンポラリ領域に使う”という使い方についてはやらないつもり。

まぁ、アプリごとでのテンポラリ用には使うかもしれませんね。


手順1.Windows XPの物理アドレス拡張モードの確認

 コントロールパネルのシステム情報などから、Windows XPの物理アドレス拡張モードが有効であることを確認する。
有効でないようならシステムドライブのルートディレクトリにある「boot.ini」ファイルのブートエントリにパラメータ「/PAE」を追記して再起動する。(これで、Windows XPの物理アドレス拡張モードが有効となるはず。)

 

手順2.Gavotte Ramdiskを入手する

この辺から Gavotte Ramdisk を入手し、ファイルを解凍する。(リンクから到達できない場合にはGoogle先生とかに聞いてみましょう)

 

手順3.レジストリ更新

解凍ファイルの中にある”ram4g.reg.exe” を実行。
※レジストリに下記のキーが追加されます。
HKLM\System\CurrentControlSet\Services\RRamdisk\Parameters\)

 

手順4.RAMDISK作成

「ramdisk.exe」を起動し、「InstallRamdisk」ボタンをクリックし、さらに左下の「OK」ボタンをクリックする。

 

これだけでOS管理外領域全体を利用したRAMDISKが作成されます。
(ダウンロードしたサイトにも説明があると思うのでそちらも参考にしてください。)

これまでの操作でRAMDISKが用意されるはずです。
アクセスできなかったメモリ領域は使えるだけでも有益かも!?

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